学会発表時、来ている方たちに興味を持って聞いてもらうには、研究内容はもちろん話した方や立ち振る舞い、そしてわかりやすい資料作成なども大切です。優れた研究結果を多くの人に知ってもらうためにも、わかりやすく「伝わる」資料が必要です。ここでは、学会発表用ポスターを作成する際のポイントをご紹介します。

デザインのポイント

学会発表でのポスターは、大切な「視覚からの情報」です。視覚から入る情報は、見ている方が自分のペースで理解するのにも役立ちます。そのため、見やすい資料にしなくてはなりません。「興味を持ちやすい・理解しやすい・読みやすい」といった点がデザインのポイントです。

レイアウトのポイント

◯ 配色

色を使うと見やすくなります。しかし、何色も使うと逆に読みづらくなってしまうので注意しましょう。もし見出しをブルーで白抜きのフォントにした場合、同じ段落で使う色は水色などの同系色にするなどの工夫をすると見やすく、落ち着いた印象になります。

◯ 図や挿絵を利用

細かい文字が羅列されているだけのポスターは読むのが困難ですし、その前に読む気が失せてしまいます。研究結果をグラフにしたものや、研究内容に関する挿絵が入っていることで見やすく理解しやすいポスターとなるでしょう。

◯ 配置の工夫

見た人が認識しやすいように配置することが大切です。配置には様々な技術がありますが、基本的には「揃える」ということが見やすくなるポイントです。

文章部分を作成する際のポイント

「同じ大きさのフォント・同じ間隔の行間・改行がない」といったポスターは、見づらいものになってしまいます。また、フォントも読みやすいものを選ぶ必要があります。とにかく「見やすい」をポイントに作成することが大切になります。

このようなポイントを押さえ、学会発表用ポスター作成をしましょう。ポスター作成などの学会発表資料の準備を行う時間や余裕がないという方は、当社のサービスをご利用ください。当社では、学会発表用ポスター作成代行サービスの他、学会発表に必要な資料作成・統計解析医学研究発表論文作成をお手伝いしております。学会発表に関する論文作成や資料作成でお困りの方、お気軽に当社までご連絡ください。